不動産売却虎の巻15 見学する人はどこを見る?
・人でも、物でも第一印象やインスピレーションはとても大事といわれます。見学時の第一印象は、ご見学者の方の購買意欲に大きく影響します。玄関に一歩入った瞬間のイメージで全体を判断されてしまいますので、特に玄関周りには気を使って欲しいです。また、目に見えないニオイ重要で、住んでいると気にならないニオイでも、初めてその家を訪れる人には強烈な印象を与えることにもなります。見学者が来る直前には窓を開けて換気にも気をつけるようにしましょう。こういうひとつひとつがイメージに大きく影響しますので対応できる範囲で頑張ってください。
キッチンやお風呂、トイレなどの水周りを女性は特に気になさりますので、綺麗に片付けておきたいものです。水周りのが汚かったり清潔感がないと、家の印象はいっぺんに悪くなってしまいます。
また、陽当りも含めて室内の明るさも大きな要素。外から来る見学者の方の目は外の明るさになれているので、部屋の中が暗く感じてしまいます。全てのお部屋の照明をつけて明るさを演出しましょう。
何を購入するにしても第一印象とイメージは多く影響します。
人の出逢いと同じで家の第一印象で全てが決まる!
不動産営業マンも本音では、やはり印象のよい物件は売りやすいものです。ご見学者様に「この家に住みたい!」と思ってもらえるように出来る限り準備することが大切です。
清掃&整理整頓をこまめに行い、いつご見学に来ても大丈夫にしておきましょう。またできるだけ住まいを磨き上げでおきましょう。なかには、ハウスクリーニング業者に依頼するという人もいます(依頼した不動産会社の担当にも聞いてみましょう。)スムーズな売却を目指し綺麗で清潔な空間で見学者を出迎えたい。
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好印象を与える裏ワザとは?
見学者を迎えるべく完璧に準備したつもりでも、意外と抜けているのが「ニオイ」。特にペットを飼っている家や室内でタバコを吸う習慣のある家の場合、住人が感じている以上にニオイが残っている場合があります。またそのご家庭独自のニオイなど主あります。消臭剤などを使ってあらかじめケアするのはもちろん、ペットは見学者の内覧中は散歩に連れ出すなど、外出させておいたほうが無難かもしれません。また、浴室やトイレの換気も忘れずにおきましょう。ベランダの汚れも見逃さないように。
マンションの場合はポーチなどの共用部分の片付けを忘れがちです。エントランスや廊下など共用部分にゴミがないかなど、に細心の注意を払うことも大切です。
ドアを開けたその瞬間に第一印象が決まる!
住まい内覧時にチェックしておきたい表
玄関
玄関は家の顔です。汚れていたり整理整頓がされていませんと悪い印象を与えかねません。花を飾るなどして好印象を与える工夫をしましょう。
靴はすべて靴箱にしまいましょう。傘なども収納して、埃っぽい季節は三和土(たたき)を水拭きしよう。
キッチン
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生ゴミは捨てておき、生ゴミのニオイなど・ゴミ箱は注意。コンロやシンクなどは磨き上げて、レンジや換気扇などの油汚れも落としておいて下さい。
洗い終わった食器等は収納してスッキリ、綺麗にお見せするとよいでしょう。
リビング
モノが沢山あると狭く感じるので、なるべくクロゼットや押入にしまっておきましょう。
ダイニングテーブルにはテーブルクロスや一輪挿しなどのお花があると好感度アップ。
浴室・洗面
カビや水垢、鏡の曇りも念入りに清掃しておいきたいところ。見学時は乾いた状態にしましょう。浴室・洗面所びしょびしょに濡れていたり、髪の毛などが残っているのは論外です。換気をよくしてニオイにも注意しましょう。
トイレ
ニオイや便器の黒ずみをはじめ、床の埃、手洗いの水垢などに注意。スリッパや便座カバーも綺麗なものにしてましょう。
主寝室
ベッドでない場合、布団は押入れにしまい、ベットはシーツやカバーを清潔なものに交換して、きれいに見せましょう。
リネン類の色を統一すると好印象。
子供部屋
おもちゃ類はボックスなどに収納して、散らかっていないようにしましょう。
カーテン・窓ガラス
レースのカーテンが黒ずんでいたらお洗濯。ガラスや網戸は拭き掃除をしておくと、部屋が明るく見えます。
バルコニー
バルコニーからの眺望を確認したい見学者の方もいらっしゃいます。サンダルなどそろえておくと好印象。
洗濯物を取り込み、不要物はなるべく置かないように。床面は掃き掃除をしよう。
ペット
なかには嫌いな方もいますのでペットは放し飼いにしないほうがよいでしょう。
収納
収納力は重視されるので、内部も見せられるよう、整理しておきましょう。
高く売れた人の成功談
「売却を決めたら整理整頓と掃除をしてモデルルームのような印象にしてみることも大事です。もうあなたのそのお住いは商品なのですから、より素敵に見える工夫をしましょう。」
「見学する方は、買い物環境、学校や図書館、公園、交通利便性、騒音など住んでいる人ならではの情報を聞きたがることが多いようです」また、マイナス面も伝えてあげることもだいじです。しかし、このマイナス面に関しては不動産会社の営業担当マンにも必ず伝えておきましょう。事前に、家族や不動産会社の担当者と整理しておくのが理想です。