契約時にはここに気をつける!=後悔しないためのポイント=
不動産の契約時に気をつけなければいけないことはたくさんありますが
実際は、ほとんどの人がわからない事がわからないという状態で契約が進んでいきます。そして、
後になって「こんなこと聞いてなかった」などというトラブルがおきてしまうのです。
不動産を購入する際、契約の前に必ず重要事項説明書という書類の説明を受けるのですがこの書類は非常に大事なものです。
この不動産の重要事項説明書を作成し説明するために多くの不動産営業マンが必死に勉強し、時には何年もかかって免許を取得するわけです。専門的な事柄も多くて一般の方にとっては難解で分かりづらいのは確かです〔甲乙丙など誰が誰や〜という感じです。笑〕。
しかし、それは民法の話も含めた全体の話であり、一般的な不動産の売買で理解しないとならない範囲はぐっと狭くなります。
いくつかのポイントを抑えることにより多少なりとも分かりやすくなると思いますので、絶対に外してはいけないポイントをご説明したいと思います。
絶対におさえておくポイント
謄本には差し押さえなどがついていないか=問題なく引き渡される物件か
違法建築でないか?
再建築建て替えができるか?
区画整理地の場合、清算金はかからないかを確認する
ローン条項を確認する ローンがダメなら解約できるのか
どうしてもやめたくなった場合の損害賠償の上限額の設定
雨漏りやシロアリ、瑕疵担保責任などの補償内容
約束事は書面化し、署名押印してもらう
水害などの履歴も確認する
近隣トラブルはなかったか
越境物はないか
上空や通行に関する地役権などが設定されていないか
境界杭およびプレート
前面道路の種別
前面道路、ゴミ置場等の維持管理
事故物件ではないか
嫌悪施設
重要事項説明以外に資金計画では金利や借入年数、保険の内容などもしっかりと確認しておきましょう。
また、中古などは設備などの動作の不具合があるのは仕方ないですが、
正常に動くのか、故障しているのかは明確にしてもらうと安心です。
それ以外にも気になることがあれば遠慮せず聞くことが大事です。