マンションと戸建ての設備を比べてみる
一戸建てとマンションの利点はそれぞれ違いニーズによってどちらがいいかはその人のライフスタイルで決まるのではないか。一戸建てにはマンションでは実現しにくい「誰にも気をつかわないでOkという自己中心の生活=自由と家の前で洗車が出来たりガーデニングをしたりできる=ゆとり」がふんだんにある。これに対し、マンションは一戸建てよりも利便性と最先端の機能性そしてセキュリティを高めてよりニーズを拡大している。一戸建ての暮らしは、マンションよりもすぐれた部分が多い
と言う人も入ればいやいやマンションの方が将来的にはいいという人もいる。床面積を比べた場合、同じ3LDKでも一戸建ての方が延床面積が広いがそれは階段があるからである。実際の生活の感じ方はやはりひとそれぞれのようで一階と2階で居住スペースが分かれていることで家族のプライバシーを保てるという意見もある。逆にマンションはワンフロアであるため(コンドミニアムなどもあるが)開放的で広く感じるという意見もある。
ローコスト住宅に代表される一戸建ての低価格化の波やマンションには土地が無い分、快適に暮らせるように、最先端設備を導入したり、機器を工夫する・・・それがマンションの最大の特性ともいえるだろう。
モデルルームひとつとっても分譲の一戸建てとは比べ物にならないほどオシャレであり夢の広がる空間を演出している。
マンションには一戸建てよりも進んだ設備が装備されており魅力的なマンションライフを創造しつづけている。
最近では、ディスポーザーや24時間ゴミ出し可能システムが標準装備のマンションも多い。
ディスポーザーはキッチンのシンクに設置され、生ゴミを粉砕して排水溝に流す設備。このディスポーザーを設置するときは、ディスポーザー専用の浄化槽を設けなければならない。その費用が高く、メンテナンスも大変なので、現実的に一戸建てには設置できない。また少し前の中古マンションにはついていなかったそうびである。複数住戸で一つの浄化槽を維持するマンション向き設備だ。「24時間ゴミ出し可能」も同じ。これは、いつでも好きなときにゴミ出しができるシステムで、ゴミをためる機械や部屋が用意される。機械だけでなく、出されたゴミをきちんと管理するための脱臭装置や人員も必要。これも、マンションでないと設置できない。
また、コンシェルジュ付のマンションなどはホテルサービスさながらでマンションならではかもしれない。
その他設備サービスの多くは一戸建てにも採用
マンションの共用施設であるゲストルームやキッズルームもマンションならでは・・・と考えられてきたが、最近は大規模一戸建て住宅地で、ゲストルーム付き、キッズルーム付きが生まれているようだ。
免震構造や非常用発電装置も一戸建てに設置可能。床暖房、ミストサウナ、セキュリティシステム、そしてエレベーターも一戸建てに導入可能。そうなると、一戸建てでは無理なのは、ディスポーザーと24時間ゴミ出し可能システム、もうひとつは超高層マンションの展望室くらいか。